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円空の修行弁当

(小坂町)/鈴木千登世

巌立にて修行中の円空を想い、特産品が詰まったお弁当になりました。 おにぎりの具にはそれぞれ小坂産の素材が使用され、お腹いっぱいになれる一品です。

円空の修行弁当

◆小坂産使用食材◆

鮎、ぶなしめじ、米(コシヒカリ)、なつめ

◆材料◆

【鮎天むす(15個分)】

  • 米 2合
  • 覚明水 米と同量(360cc)
  • 鮎 2匹
  • 塩(下味用) 小さじ1
  • 米粉 適量
  • 酒 大さじ1
  • 油 適量
  • おにぎり海苔 適量
  • 手塩 適量
  • 天つゆの素(ストレート)適量

【ぶなしめじ】

  • ぶなしめじ 200g
  • しょうゆ 大さじ5
  • 酒 大さじ5
  • みりん 大さじ5
  • 砂糖 小さじ1
  • 酢 小さじ1

【なつめ甘露煮】

  • なつめ 1kg
  • 砂糖 900g
  • しょうゆ 適量

◆作り方◆

【鮎の天ぷら】

  • 鮎を三枚におろし、身の部分を食べやすい大きさ(15個できるよう)に削ぎ切りにする。
  • 鮎の身に塩をふり、酒をかけて少し置いておく。
  • 米粉に天つゆの素を混ぜてペースト状の衣を作り、③にからめて180度の油できつね色になるまで揚げる。

【おにぎり】

  • お米は軽く水で洗い、15分浸水する。(浸水しすぎはでんぷんが流れ出しよくないらしい)
  • ざるに米をあげて15分以上おく。
  • 土鍋に米と水を入れて、中火にかける。土鍋の蓋穴から湯気が出だしたら強火にして10数え、弱火にして11分火にかける。
  • 火を止めて20分蒸らす。(注意:土鍋の蓋は出来上がるまで取らない)
  • 内側を水で軽く濡らしたお椀を一つ準備する。ご飯(約40g)をお椀に入れ揺らしどらやき状の形にする。(→おにぎりの空気が均一になる)お椀からご飯を手塩に取り出し、鮎を挟み三角に形作る。(固めすぎないよう4回握りなおす程度で完成する)。海苔をまいて完成。

【ぶなしめじ】

  • 調味料を鍋に入れ火にかけ、沸騰したらぶなしめじをいれて弱火で煮汁が少なくなるまで煮る。

【なつめ甘露】

  • 大きな鍋にたっぷり湯を沸かし、沸騰したらなつめを入れ、あくを何回も丁寧にすくい、ざるに茹でこぼす。同じ作業を二回行う。
  • 大鍋に(なつめがひたひたになる位の量の)お湯を沸かし、なつめを入れる。なつめ、調味料を入れて落し蓋をして弱火でゆっくり煮る。煮汁が減ってきたらしょうゆをお好みでさっとまわしいれ味を見て完成。

【出品者コメント】

名古屋生まれの夫と結婚してから、我が家ではお弁当作りに天むすがよく登場します。小坂生まれの私にはなかった文化でしたが、今では子どもも大好きな定番 のメニューの一つです。小坂特産の魚でも天むすができたらおいしいのかな~とぼんやり思いながら、この企画を目にして実行してみたところ、家族から好評を もらい応募してみました。
コンセプトは小坂の名所巌立に修行に訪れた円空をイメージしました。 巌立は幼い頃から何度も訪れていますが、とても神聖な場所という感があります。小坂には全国で唯一円空の恋にまつわる話が伝えられているようで、巌立には 円空が恋心をいだいた際、邪念を取り払うため滝修行したといわれている「円空座禅岩」があります。はるか昔の円空がいた時代を想像し、円空が修行のたびで 食べたであろうお弁当を現代風にアレンジして作りました。
・天むすは小坂のおいしい水で育った自家米を使用して、巌立へ行く途中にある覚明水を使用してできる限りおいしいご飯になるようふっくら土鍋炊き(冷めて もおいしい)しました。小坂産の鮎を米粉(昨今小麦、卵アレルギーの子どもが多いことから、また、米粉は油分を吸いにくく、冷めても食感がよいことを考慮 しました)で天ぷらにしたものをおにぎりに包みました。
・小坂のぶなしめじは佃煮に。
・飛騨地方の秋には必ず各家庭に登場するなつめ。漢方や薬膳料理でも利用されるようで体にも良いようです。ほんのり赤くて甘い甘露煮は、円空の恋心を表しました。(コヂツケデすみません)
なつめは甘露煮にして冷凍保存できます。また、ぶなしめじも季節を問わず使用できます。鮎も冷凍ものを使用して作りました。
美味しいものが溢れている現代に、あえて素材の良さを出せるような、 そして素朴なお弁当作りをベースにしてまとめました。滝めぐりの途中で食べてもらい小坂の古(いにしえ)を感じてもらい、小坂のおいしいものを味わっても らえたらという思いで作りました。また、お弁当の包みとして竹の皮とホウ葉等を使用し、より修行の雰囲気を出しました。円空の恋伝説を書いた紙を書いた紙 をお弁当に付けられたなら、より味わい深く行者としても本望です。
お米の水、炊き方、おにぎりの握り加減や大きさについてもまだ研究の余地があるとは思いますが、提出させていただきました。

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