文化の達人から聞く、小坂の魅力。
暮らしに伝承された文化を知ることでふるさとへの誇りを感じてもらえたら
小坂に伝わる昔話を紙芝居にして、読み聞かせをしています。

 20年ほど前になりますか、新聞記事で「朗読ボランティア」という活動があることを知り、高山にそうした活動をしている会に入れていただいたんです。1年くらいしてから、自分で勝手に広報誌を朗読して録音して、社会福祉協議会に「視覚障害者の方に聞いてもらえませんか」と渡したのが最初。平成2年の4月号でした。それからずっと毎月毎月、広報誌を録音してお届けする活動を5年間、一人で続けましたが、「やっぱり仲間がほしいな」と思い、アナウンサーの川島三栄子さんを先生にお招きして勉強会を始めたんです。その講座に30人ほどが集まり、今の「糸でんわの会」の仲間ができ たというわけです。

 そのうちに、毎月、小学校に読み聞かせに行くようになったんですが、そこからさらに発展して、プロジェクターを使ったり、音楽も入れながら、読み手のキャストを決めて演るようになったんです。まるでお芝居みたいな感じで。

 「糸でんわの会」は、今は荒井順子さんが代表となって、小坂に伝わる昔話を紙芝居にして上演する活動も行なっています。小坂には、古くから語り継がれてきた伝説や昔話がたくさんあります。それらの話を編集した「小坂の昔はなし」という本があって、紙芝居は、そこから現在13話を採り上げ、飛騨弁に変えて作っています。そういった活動を通じて、小坂に暮らす人たちに、もっとふるさとの豊かな 文化を知ってもらい、ふるさとへの愛情と誇りを感じてもらえたらなぁと思うんですよね。

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達人と感じる 体験プログラム

糸でんわの会による、小坂のむかし話の紙芝居上演
ひな祭りの宵コンサート

小坂出身のファゴット奏者 森純一さん、ピアニスト 西上和子さんをお招きし、ひなまつりコンサートを開催します。江戸時代に建てられた郷土館(清原家)に伝わる「棺の中の宝物」。このお話をモチーフに作った曲を、糸でんわの会の紙芝居と共に初披露します。郷土館の囲炉裏端で、ゆったりとしたひとときを過ごしませんか?

  • 日時:2011年3月4日(金)
    18:00開場 19:00開演
  • 会場:飛騨小坂郷土館
  • 参加費(ホットドリンク付):大人1,000円 /小人(小・中学生、高校生)500円

申込み・問い合わせ先

小坂町づくりコンサート実行委員会
岩島隆 090-3250-9144

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